衣替え

夏至から冬至に移るこの季節、身体と心もそれに併せて移り変わる季節でもあります。 春や夏に着た衣服をしまい、秋と冬へ向かう衣服の「衣替え」は、人の身体と心を整えることに繋がる素晴らしい生活行為に思います。 衣服を入れ替える時に忘れてしまっていた服や小物を見つけて「あら⁈」という発見や、サイズが合わなくなった自分の身体の変化も感じることができ、また「好みが変わったみたい」という自分の意識の変化も認識することができます。 季節に併せて装いのイメージを変えてみたり、新たに成長した自分を後押しするようなニュースタイルの装いをするなど、これからの秋冬に向けて中庸の時期に衣服を整え始めるのも心身の衣替えによいのではないでしょうか。

十五夜に思うこと

今夜は中秋の名月です。 立春から数えて二百二十日(9月11日)は台風や集中豪雨が多く、 昔から稲刈りの直前ということもあり無事に稲を刈り終えられるよう神様に祈りを捧げる行われてきました。 台風の季節がすぎると秋晴れが続き、彼岸花、金木犀と芳香が漂い、そして自然界は一層秋が深まり 木々の葉は色づき、虫の鳴き声も少なくなります。 田畑からの収穫や生命の恩恵にありがたく感謝する日、それが十五夜になります。 今宵の東京の夜空はうっすらと曇りがあり、月も見えたり隠れたりと妖艶な夜です。 短い秋の間に、夏の疲れた身体を労わり、心の栄養に美に触れる時間を増やして過ごしたいものです。

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