お盆を感じる

お盆が近づくと地方に行くほどご先祖様からの代々の習わしを大切に受け継ぎ、お盆を迎える準備をされる家が多いように見受けます。

そのお盆の準備は家々の在り方、成り立ち、そしてその家系の人々の心の様を垣間見、過去と未来を伝統というものでしっかりと結んできたことを感じ取れます。

精霊祭には盆にご先祖さまの霊を家に迎えるために七月十三日に迎え火を焚き、苧殻を折って火を焚いた煙にのって、盆燈龍の明かりをたよりに家に帰ってくるといいます。

苧殻の足をつけた胡瓜の馬や茄子の牛を内向きに向けて並べるておくのは先祖の霊が馬に乗り、荷物を牛に背負わせて帰ってくるからだと言われています。

胡瓜や茄子を使うのはウリ科の胡瓜はつる性で、連なる・繋がるといった先祖代々から繋がっている意味を込め、ナス科の茄子は事を成す、成し遂げるという願いを込めた意味で使われているそうです。

お盆の準備に、道具に、一つ一つ意味が隠されています。

今年のお盆はゆっくり感じてみてはいかがでしょう。