top of page

ブランド離れ

執筆者の写真: topophilitopophili

確かに高価なプライスが付いている品は食材、家具、ファッション、ジュエリーなど、質が良く、仕立ても色もデザインも良いものが多いと思います。

だからあの店で買えば安心!あのブランドが好き!ということもあるのかもしれませんが、ブランドで無くてもよいものはたくさんあります。

よく「センス良くなるにはどうしたらよいでしょう?」と訊かれますが、わたくしのアドバイスはモノに興味を持って兎に角たくさん観ること、使うことにつきます。

わたくしが帽子を好きになったのは被っていると多くのかたに「とても帽子が似合いますね」とお声かけいただけることがきっかけでした。「帽子が似合うのかしら?」と思い、あれこれ帽子を被り始めると「この帽子はあまり居心地よくないわ」「これは手持ちの服に合わせ難い」などわかるようになりました。

世間の帽子の被りかたレッスンやサロンで学んだわけでは無く、もう買っては被るの繰り返しです(笑)。

家やインテリアのセンスについて思うことは、外でお会いする時にはおしゃれな女性でも、ご自宅にお伺いすると「この家具はあのブランドの」「このカーテンはあそこのメーカーね」とあまりオリジナリティがある空間で無いことがほとんどのように思います。

家やインテリア空間はその人の人格、生きてきた道も語ってしまうものです。

まさに一朝一夕に行か無いのがインテリアだと思います。

日々の暮らしでブランドから離れることで自分の生き方暮らしの価値観を見つめることができるのでは?

すると自分らしいインテリアがわかってくる気がします。


bottom of page