先日、黒土で茶器を作りました。
日頃は九谷の磁器粘土を使用していますが、うっすらと白い釉薬を上に掛けたくて基礎の土を黒にしました。
デザインのイメージは竹筒を上に積み上げることもできる茶器です。
松竹梅をレリーフにしたいと思いましたので、そのポイントだけを色つけして最後に白の釉薬で仕上げました。
サイズは写真で見ると大きさはわかりにくいですが、一碗の直径は20cmほどあります。
茶器にしては大きすぎますが、花器や鉢として使用するにもよいかと、茶器にも鉢にもなる大きさで仕立てることにしたのです。
松竹梅の柄はお正月でなくても通年使えますので、あると役に立ちます。
また、色も白の釉薬で仕上げると主張しない分、どの場面、空間でも使いやすいですね。