新年明けの個展に向けてろくろを回して器を作っています。
粘土、釉薬、焼成と道のりでは選択肢の連続です。
とても気負いのない仕上がりばかりになるのは、わたくし自身が気負いなく作りたいものを作って
童心のような心持ちで作っているからかでしょうか。
第一回の釉薬を終え、焼成されたものをしばらく部屋に置いて眺めていますと、その次に施したい線や色が頭の中でまとまってきます。
「こんな感じ!」と眼に浮かんだらしめたもの、そのまま一気に描きはじめます。
蝋燭立てや器をいれて50個ほどの完成数を目指していますので今年の年越しは窯の前になりそうです。